通信制大学の入学方法とシステム

毎日大学へ通う通学制大学に対して、通信制大学は、インターネットを利用した自宅学習とスクーリングで単位を取得する大学です。通信制大学に在籍する生徒は、高校卒業後、体調不良で通学制大学へ通えなかったり、学費を抑えたい場合、社会人になってから仕事で学歴の必要性を感じて、また資格取得のためや子育てが一段落した主婦が改めて勉強し直したいと入学する場合などさまざまです。生徒の年齢層は10代から50代前後と幅広い年齢層が在籍しています。 通信制の大学によっては、4月入学と10月入学があります。入学試験は小論文と面接、学校によっては適性検査と、通学制大学の一般入試に比べると難易度は低く、学力よりも意欲を重視する試験方法です。通学制大学よりも安い学費で大学卒業の資格が得られます。

通信制大学の注意点とは

通信制大学を選ぶ際の注意点を紹介します。通信制大学は、自宅学習が中心となるので、自分でスケジュール管理しなくてはなりません。動画で学習した内容に関して出された課題について一人で考えレポート作成し、提出します。持ちベーションが高い人やスケジュール管理がしっかりした人でないと、単位取得が難しくなります。 ネット上で課題やわからないことについて質問しあえるコミュニティーに参加できていればよいのですが、そうでない場合、わからないことはすべて担当教授に質問することになります。教授によっては、質問の返信に数日かかることもあり、その間課題が止まってしまうという事もあります。通信制大学を選ぶ際は、サポート体制についても確認するようにしましょう。